仕事を楽しみながら
自分も、ラボも
成長し続けていく。
独立・開業
藤松 剛 さん
1997年卒業(Ⅰ部)
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質問1
- 歯科技工士を知った、目指したきっかけは何ですか?
- ささいなきっかけなんですが、父親が経営する飲食店でアルバイトをしていた時に、常連客だった歯科医師から「店を継がないのであれば、歯科医師か歯科技工士をやってみたらどうか」と勧められ、まずは学校見学に行ってみようということに。
そこで初めて歯科技工士という仕事を知り、モノづくりに関わる面白さや、たくさんの人の役に立てることにも魅力を感じました。
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質問2
- 新大阪歯科技工士専門学校に入学した理由は何ですか?
- 京都の自宅から歩いて通える距離に歯科技工士の学校があったのですが、大阪に出て、たくさんの人の中で学んでみたいという気持ちと、オープンキャンパスに参加した時の学校や先生たちの雰囲気が良かったので、新大阪歯科技工士専門学校への入学を決めました。
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質問3
- 独立までの経緯を教えてください。
- 学校卒業後は、一度ラボに就職しました。最初はまったく開業の意志はなかったのですが、働く中で、使いたい材料や機械、やってみたい仕事を自分で決められないことに、ストレスを感じることもあり、「だったら自分でやろう」と。
迷いもありましたが、やはり「自分の求める歯科技工がしたい」と思い、独立を決めました。
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質問4
- 開業してどうですか?また、今後の目標も教えてください。
- 現在は、ラボを経営しながら、母校である新大阪歯科技工士専門学校の講師も勤めています。
仕事中心の生活だから、とりあえずラボは快適にしようと思い、魚を飼い始めました。技工物の出来ひとつで、一喜一憂する毎日ですが、自分の好きなものに囲まれ、自分の好きな仕事ができ、楽しく充実した毎日だと思います。
意識しているのは、毎年新しい設備を入れ、新しい仕事に挑戦すること。
ここにいる魚たちが成長するように、自分もラボも、常に成長し続けていきたいですね。