光をたっぷり採り入れた、広くて明るい歯科技工所※
29人いる社員うち14人は新大阪歯科技工士専門学校の卒業生。全員でパチリ
入り口を入るとエントランスは吹き抜けになっていて、白を基調とした壁はとても爽やかな印象。事務室、営業室の奥に技工室があり、「有床課室」と「修復課室」に分かれた2部屋で多くの歯科技工士さんが働いています。
社長の南部哲男氏は、新大阪歯科技工士専門学校の非常勤講師を25年間務めるかたわら、会社経営に携わるベテラン技工士。
南部社長に歯科技工士業界に対する思いを聞いてみました。
※歯科技工所=歯科技工士が集まった会社で、ラボラトリーともいう。他には歯科医院内にも院内ラボがある。
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「あと10歳若かったら、あんなに悩まなかっただろうな」。
新社屋完成直後、南部社長がポツリ。周囲や奥様からも反対され、迷ったと言います。若い歯科技工士が減少しているという現状、業界の実情、自分の年齢…。「技工物自体がが減っているならやらなかったが、仕事自体はあるんです」と過去を振り返る。
若い人が働きやすい職場を作らないと技工士は減る一方。今回の新社屋もそんな思いから実行に踏み切った。
3年前から労働時間の短縮に取り組み、効率を上げる環境を作る事で時間短縮を実現。2011年までに19時30分には全員が帰っている会社にする事が目標。そのために「時間内の働き方を常に意識して作業するよう指導しています」と。また、働きやすい職場を作るには個人の努力だけではなく取引先の協力が不可欠、内外の関係者とも連携をとる。どの業界でも難しいことと諦めがちだが「工夫次第で不可能ではない」と力強く語る。
さらに南部社長は、作業を組織化することで効率を上げ、土曜休暇をも定着させた。
「生き生き働ける職場を作ること、教育現場で教えること。これらはすべて若い歯科技工士育成のために大切なこと」。
熱く語る言葉には秘められた思いが感じられた。 |
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